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スウィングとタイミングがずれている話

 バロック時代もジャズと同じようにスウィングしていたそうで、8分音符の連続は最初の方が長くターラターラと演奏していたらしい。イネガルとか、イネガリテとかいう。スウィングと同じで、そのニュアンスは楽譜には書けない。
 ちょっと違うけど、6/8とか3/8、あるいは3/4でも3拍子系の音楽も、3拍は均等な3分割ではなくて、強さというか重さが違うから、難しい。1,2,3という3拍子もあるし、3,1,2,3と言うのもある。(前者の代表がサラバンドだそうだ。)

 もうずいぶん昔のことで、よく覚えてないのだけれど、3/8の音楽をやっているときに、難しい難しい、と嘆いたら、遊んでくれていたプロリュート奏者に、
「ま、こういうのは頭さえ合っていれば、いいんだよね。途中は、ずれていてもいい。いや、こういう対位法的な音楽は、ずれていた方が、別の声部が別の声部として聞こえていいんです。」
 と言われた。「なるほどー。でも、じゃあ微妙にずらせ、と言うのも至難の技ですねえ。」「そうだけど、出来ますよ。レオンハルトなんか、1人でやってるものね。」
「・・・・」

 これは別な人に聞いた話だけれど、カラヤン/ヴィーンフィルが日本に来た時、ブラームスの1番のピッチカートのところがあってなくて、バラッバラしてて、それが実に緊張感にあふれていて、かっこよかったそうだ。わざとずらしているのか、と聞いたら、そうだ、とのこと。プロの技だなあ。

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