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バッハ 無伴奏フルートパルティータ

Solo pour la Flutetraversiere par J.S.Bach

 バッハの無伴奏フルートパルティータは、短三度上げて普通にリコーダー
で吹ける。(技術さえ許せば(^^;))。イ短調がハ短調になるのでとても難
しい。esを含むクロスフィンガリングのこんぐらがってしまうところがた
くさんある。
 楽譜はベーレンライーターの青いのが、どこでも手にはいるし安いし、
いちばん良い。短三度上げる練習にもなる。吉沢実の「踊りのアルバム」
(音楽之友社)には短三度あげた、ハ短調版が納められている。(この楽
譜、Allemande 17小節目の最後のラにフラットが落ちている。現在、品切
れ中らしいが、もし重版するなら改訂してください。) パルティータと
呼ばれるが、バッハは「Solo」と書いているらしい。確かに変なアルマン
ド(前打音がないし、いったいどこで息継ぎすりゃーいいんだ。)だし、
ジーグがない。なんとなく、変な、たとえば古いタイプの組曲かと、漠然
と思っていたが、そうではない、「おそらくほかの楽器のための物を編曲
したものらしい、憶測だが、ジーグはバッハが編曲不能と考えて(多声部で
書かれていた?)、ないのだろう」と言うのを読んで、なるほど、と感
心した。「Solo」と書いてるのもうなずける。放棄されたジーグを見たい。
 バッハは楽曲形式には明確なイメージがあるらしく、、パルティータと
組曲(suit)も明確に区別している。舞曲形式もそうで、テンポディガボッ
トなんてのはバッハのガボットの範疇からはずれているのだろう。このア
ルマンドは確かにアルマンドなんだろうなあ。だから、この曲はジーグが
ない四つの楽章で、緩急緩急の協会ソナタなのだ、と言う意見も読んだが、
バッハがそんないい加減なことはしないと思う。05205a.jpg

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