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「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎

「オーデュボンの祈り」伊坂幸太郎
 面白く読めたが、、、

 なんだか訳のわからない設定の小説。(これってミステリなの?)。

 どこかに高橋留美子に似ているようなことが書いてあったけれど、むしろルイスキャロル的な設定と思う。全然違うのは、そのわけのわからない設定を、1冊かかって説明(あるいは「解釈」)しようとするようなところがあって、それがうまくいけばつじつまが合う、と言うか、あるひとつの世界観を構築している、と言われると思うのだが、まあ、成功しているのかなあ?細かいところがたくさん、気に入らないと
言うか、僕と気が合わないところがあって、どっぷり浸かれないと感じてしまった。150年隔絶していたらここはもっと違うんじゃないかなあ、とか、こいつは(あるいは、この時代だったら)こういう言葉遣いはしないと思うと言うようなところだ。ただ、それも全体を破綻させているわけではなく、ともかく1冊面白く読めた。

 桜が、というか、ああいう人物をえがく感覚というか、考え方が嫌いだ。なんというか、衆愚(愚衆というべきか)が考える「英雄」ではないか。理屈無く、正しいような感じのことを断固とした姿勢で強権を持って実行する。まるで小泉かヒットラーのようではないか。とんちんかんな非難?。いや、これだけは断固としてそうだと思うよ。

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