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「ガヴァネス」川本静子

10112gavanes 「ガヴァネス」川本静子 みすず書房 

 そういうわけで、ガヴァネスを読んだ。副題が「ヴィクトリア時代の<余った女>たち」だ。レディと呼ばれる当時の中産階級の女性にとって、働いて金を得ることはレディの概念に抵触してしまう。ところが養ってくれる親も夫もなければ働かざるを得ない。レディとして働ける唯一の道がガヴァネスだ、と言うのだ。

 ここで利用した資料は、ガヴァネスの日記や手記、当時から今日までの評論や研究書、ガヴァネスを描いた小説、の3種、とある。まじめな本だ。小説は「ジェイン・エア」や「ねじのひねり」(これは「ねじの回転」というのが普通手に入る訳だと思う)など僕でも知ってる。なるほどそういう背景があるのだと思って面白かった。

 内容とは関係ないが、この本は、絶版になっていた新書をもとにした単行本だと言うことだ。へえ、そうなのか、と面白かった。

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