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2012年9月

「外国語上達法」千野栄一 絶賛!

2012926gaikokugo
 「外国語上達法」千野栄一(岩波新書)は、本当に名著だと思う。
 外国語を学ぶ上で必要なことがきちんと整理され、過不足無く記述されていると思う。そしてなにしろ読んで面白い!どの一部分をとってもおもしろくて、何度も読み返した。今も、ちょっと手に取ったら、何ページかまた読み返してしまった。
 だが、これを読んだら誰でもすぐ外国語が上達するかというと、それはどうかなあ。僕自身は今でも英語ですら、まったく駄目、と言っていい。それはこの本のせいじゃない。それはこの本の価値とはまったく関係ない。むしろ、これに書いてある通りで、僕にとって外国語はほとんど切実には必要ないからだ。

 楽器上達法と外国語上達法はよく似ていると思う。この本の最初の章は「はじめに〜外国語習得にはコツがある」だが、楽器習得もそう思う。僕も音楽の才能はないけれど、音楽には才能だけじゃなく、楽器習得のコツがあるのはよくわかる。つぎの「目的と目標」では無目的に学んでもすぐ挫折する、と書いてある。楽器も例えば、市民オーケストラで迷惑をかけずに楽しめる、と言う目標があったら、ちょっとがんばれるだろうし、それなら毎日3時間練習しなくても良い。「必要なもの」はお金と時間だそうで、あるいは毎日の少しずつの繰り返し。以下、どれも本当に楽器演奏とよく似ている。
 最後にある「レアリア」という章は、語学は文化だということが書いてある。これも例がとても面白くて、当時まだ背面跳びを知らなかった体育関係者が、背面跳びの方法が書いてある手紙をいくら読んでも理解できなかった、とある、なるほど。
 音楽もそうだ。例えば、ジャズでも、フランスバロックでも、あるいはブラームスでも、楽譜通り演奏しても、その背景が少しはなければ、全然音楽にならないのではないか。

 ともかくこの本は、外国語を学ぼうとする人にも、駄目だったと思う人にも、すべての学生にも、楽器演奏をする人にも、今あげたどれでもない人にも、ただの楽しみのための読書をする人にも、お勧めの本なのだ。

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老人力・鈍感力

 最近の身近なキーワードは「老人力」だ。「あれ?なんのためにここに来たんだっけ?」「なんで俺は引き出しを開けたんだ?」二つある用事のうち一つは必ず忘れている。お互いに「老人力がついたねえ」とほめあっている。f^_^;
 もう一つは「鈍感力」だ。多少皮肉なことを言われても気づかない。こっちも遠慮会釈なく言ってしまう。鈍感力がついて来たのだろうし、本当のいじめはない環境にいられるからこそなのだろう。ありがたいことだ。
 もっとも「鈍感力」は昔から、おとなが楽器演奏を学ぶのにもっとも必要な力だと思っている。特に弦楽器は、繊細な神経では自分の出すひどい音に耐えられないのだ。おとなが弦楽器を始めても長続きしないのはそのせいだがとても大きい思う。大切なのは鈍感力。自分の出す音のひどさに鈍感にならなければならない。しかも、少しは改善しようという気持ちや努力も必要なのだから困ったものだ。
 昨日も音楽の先生と話をして、全然練習してなくて、だめだと言い合い、しかも練習なんてザルで水をすくうようなもので、やってもやっても空しくなるばかりだ、そしてそれじゃあと、やめてしまえばザルは乾いてしまって「はぜて」しまうのだ、と、そうかこれは名著「外国語上達法」の引用だ。

 だいたい、こんな記事はよく言われているようだし、自分でも書いたような気がする。まあいいや、老人力のたまものだ。

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ブラームス 交響曲第2番ニ長調( 改訂 一部 再掲 )

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 ブラームスの2番は大学のオーケストラで2年生の時にやった思い出深い曲だ。ブラームスの中ではもっともアマチュアに取り上げられる機会の多い曲ではないか。
 冒頭のテーマをチェロで弾くのだが、ダウンで始めるか、アップで始めるかですごく悩んだ。手にはいるだけのビデオを全て見てくれた先輩の報告によると、プロのうち半分がダウンで、半分がアップで始めているそうだ。いろいろ試行錯誤して、結局「しっかり出よう」とダウンで始めた。
 音楽的に言えば、この曲の冒頭は4小節フレーズで最初はアウフタクトだから、当然アップから始めるものだ。でも当時の選択は間違っていなかったと思う。あの時のへたくそ大学オケのチェロのレベルではアップではしっかりした音が出せなかったのだ。

 日曜の練習で、後ろの中級(と思うのだが、)が4分音符の動きだけとても強く弾いていて、何度も繰り返すので、なんだ、わかってないのかと思って、振り向いて指摘してしまった。
「3小節分の伸ばしの後の4分音符動きの1小節は何も考えないと3倍の音量になっちゃうんですよ。相当抜いてください。」
 すると、本当にわかっていなかったらしくて「そうか、弓が3倍の速さで動くという意味か、そんなこと考えたことなかったよ。」と言う風に言っていて、いや、感心してしまった。
 まあ、確かに、弓の技術と言うのはとても難しい。あまり他人のことは言えない。自分も気づかないことがたくさんあるに違いない。気をつけないと。

チェロのレパートリー

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復興予算 原子力ムラに もんじゅ運営独法 核融合研究、42億円流用

20129161men_3 東京新聞、昨日のトップだが、二〇一二年度予算の復興特別会計に核融合研究費42億円が入っているとのこと、本当にいつもいつもあきれかえる話だ。

 東京新聞しか伝えてないのはなぜだ?中国の反日デモは原子力ムラのやつらがあおっているんじゃないかと勘ぐりたくなる。政治のくだらないニュースは不快なだけで見る気がしない。
 

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骨から見る生物の進化

12906hone骨から見る生物の進化 (普及版)J・ド・パナフィユー (著), 小畠 郁生(監訳) 

 普及版だが、充分。とても美しい本だ。また、内容も、僕が不勉強で知らなかったが、見ようによってはとても刺激的な、新鮮な内容だ。ネットでは「図鑑」などというとんちんかんな紹介もされているが、図鑑などではまったくない。骨の写真はたくさんあるが、それだけの本ではない。骨から見る動物の進化と、分類について最新の知識の紹介こそ、この本の内容なのだ。
 逆に、進化と分類のことを書くなら、これほど骨の写真ばかりでなく、生きている姿や遺伝子についての記述ももっと欲しい気もする。でもそうすると別の本になってしまう。

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芳志戸幹雄(g)聖母マリア頌歌集 youtube動画


 そうか、動画を貼付ければ良いんだ、と言うことで。
 著作権の問題でけしからん、と言うことでしたら、削除しますし、それはyoutubeのほうを削除すべきだとは思います。
 著作権のことは昔書いた。(http://vcbf.cocolog-nifty.com/blog/2006/09/post-2cbb.html)今も基本的に考えは変わっていない。

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芳志戸幹雄(g) 聖母マリア頌歌集

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 カセットから、MDに録音しさらにパソコン(ウィンドウズ)を介しCDに録音し、やっとitunesに取り込んだのは、芳志戸幹雄のギターによる聖母マリア頌歌集。これがなかなか良いのだ。
 聖母マリア頌歌(賢王アルフォンソ10世)はもちろん、アラブ色の強い、がやがやした物も良いし、日本の誇るダンスリーの演奏もすばらしいけれど、この芳志戸幹雄のギター編曲もすばらしいと思う。ドローンの扱いが良いなあ。
 こんなのCDになってないだろうなあ、と思って苦労してiTunesに取り込んだ。実際CD化されてないようだと、調べていたら、なんだよ、なんとyoutubeにアップロードされているのね、すごい。良かったら、聞いてみてください。しかし、著作権はどうなっているんだ?釈然としないぞ。

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リスト レ・プレリュード

 古巣の市民オーケストラの定期はブラームスの2番がメインだが、残りはリスト レ・プレリュードとワーグナーのローエングリンの前奏曲2曲だ。
Lst_pre 昨日、今日と少しだがレプレの練習できた。難しい。
 4/4と12/8のように8分音符2つの1拍と8分音符3つの1拍がめまぐるしく変わって、昨日の練習では自信満々で間違えてしまった。
 ブフシュターべKからがとても難しい。面白いことに、昨日は全然できなかったのだが、それこそメヌエットくらいのテンポで練習し、それでもできない。ところが一日経つとただ時間が経っただけなのに昨日よりはましなのだ。練習の成果が出るにはむやみに練習するだけでなく、「発酵」する時間が必要なのだ。

チェロのレパートリー

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Mini Disk

2012910 この週末はなんにもしなかったが(と言ってもいつものことか)、カセットテープを2本MDにコピーし、1本はさらにCDに焼いてPCに取り込んだ。カセットも問題だが、MDはもっと危ない。どんどんコピーしないと本当に永遠に聞けなくなってしまう。もっともまあ、聞かなくてよいようなものも多いが。でも100本以上あるのだ、このまま埋もれさせるのももったいないからなあ。

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バジルその後

2012908basil バジルはだいぶ摘み取ったのだが、じきに芽が出て茂っている。また収穫できそうだ。


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ブラームス 交響曲第2番 3楽章

Bra2_2 古巣の市民オーケストラの冬の定期はブラ2だ。3楽章、ピチカートが続くが、右腕のすね?ってなんて言うんだろう?痛くなってだんだん弾けなくなってしまう。
 チェロのピチカートは普通中指ばかり使うと思うのだが、僕だけじゃないよね。どういうわけか、ヴァイオリンは人差し指を使うことが多いらしい。ヴァイオリンはチェロと違って、ピチカートの時、弓が立っていて、重さを指で支えなくていいからだと思う。
 中指ばかりだと筋肉がおかしくなってしまうので、親指を積極的に使うことにした。Gの解放はすべて、それから、Cの解放、Dと下はできるだけ親指を使う。難しいが、これだけで中指の疲労が違うのだ。練習しなきゃ。

 

チェロのレパートリー

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バジルのパスタ

2012905basil_2 バジルはこの春(いや初夏か)、一株しか植えてないのだけれど、時々サラダに入れるくらいでは使い切れないほど育ったので収穫した。ザルにいっぱいつまんでソースにした。いつもいい加減なので、今回も松の実だけ買って来たら満足してしまって、チーズはおろか、ニンニクすら入れるのを忘れてしまった。だから、松の実、バジル、オリーブオイルしか入ってない。どのくらいできたろう?100gくらいか、ちょっと多かったが、パスタソースにして、4人で一度に食べてしまった。次女もソースをさらって食べたので、感心したし、満足した。

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川に流れが戻る

2012902kawa 昨日、今日、と雨があり、川に水が戻った。すこしは涼しくなったようでうれしい。


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ヤモリ

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 打ち水していたら、ヤモリが飛び出して来た。かわいそうだが、捕獲して写真を撮り、逃がした。携帯の写真ではこんなもんだなあ。いつも持ち歩くカメラを持とうか?今回腹まで撮影できてちょっとうれしい。かわいい。

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