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「汚い」日本語講座 金田一 秀穂

2013409kitanai 「汚い」日本語講座 (新潮新書) 金田一 秀穂
 汚い「日本語講座」かと思ったら(だれもそんなふうには思わないか,,,)「汚い」を題材にした日本語講座なのだった。 (^^ゞ
 大学にゼミのためのメモ,そして記録、という感じらしい。
 最初のほうは全然面白くなかった。日本語のことよりも、文化論のあたりは少し面白かったが,例えば属人器の話など,もうすでに知られているようなことで,新鮮味がない。途中をとばし,しかも最後までたどり着かなかった。



 属人器のことは個人的に面白いと思う話なので,自分の知っていることとして書くと、、、


 うちもそうだし、ほかのお宅もそうらしいが,飯茶碗と箸は家族一人一人のものが決まっている。「属人器」だ。これはどうやら,日本と韓国くらいにしかなくて,日本に来た留学生が茶碗を示されて「これがあなたのおちゃわんよ。」を言われ,何を言っているのかわけがわからなかったそうだ。でもどうやらマグカップは欧米でも各人のものらしいし,もっと面白いと思うのは,日本でも飯茶碗も湯のみ茶碗も属人器なのだが,みそ汁を飲むお椀は違うのだ。不思議だ。スプーンやフォークも属人器でないが,これはそういう文化ごと日本に入って来たのだろう。飯茶碗,お椀,銘々皿のところがわからない。とても興味がある。
 スプーン,フォークのことを考えると日本の文化の受け入れ方はとても面白いと思うなあ。
 でもこの本の著者の考えるような「汚さの感覚」とはちょっと違う気がする。「汚さの感覚」も「文化」なのだとは思うけれど。

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