« ファミリーコンサート | トップページ | 出口調査 »

「代理ミュンヒハウゼン症候群」南部さおり

2013720mun 「代理ミュンヒハウゼン症候群」南部さおり(横浜市立大学医学部医学科法医学教室助教) アスキー新書
  帯に「ホラ、けなげに看病する私を見て!」と書いてある。さらに、はじめにを読めば、代理ミュンヒハウゼン症候群についてはどんなものかがわかる。様々な症例、事件、ある著名な専門家による「魔女狩り」と失脚のこと、著者の基本的考え方(あとがきもうまく書いてある)がわかりやすく書いてある。面白かった。
  著者によれば、「代理ミュンヒハウゼン症候群」とは、ある範囲(範疇?)内の「特定の加害行動」のことで、病気かどうかとか犯罪の責任能力がないかどうかなどとは関係がないとのこと。責任論も明確だし、紹介されている、加害者≒母親の問題と被害者≒こどものコンディションの偽装(病気)とは分けて考えるというのもよくわかる。
 
 本筋からはそれている話だが、意訳すると
 犯罪の動機を追求していもしょうがないのじゃないか、「例えば、話の流れで、ついぽろっと、言わなくてもいいようなことを言ってしまったような経験は、誰でも持っているだろう。そして、それを後から、「あの時どうしてそういうことを言ったのか、きちんと説明しなさい」と詰め寄られたとして、きちんと合理的に説明できるものだろうか?」
 という部分はとても共感できる。

|

« ファミリーコンサート | トップページ | 出口調査 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1394633/52532288

この記事へのトラックバック一覧です: 「代理ミュンヒハウゼン症候群」南部さおり:

« ファミリーコンサート | トップページ | 出口調査 »