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向田邦子「父の詫び状」

Ttiti20145  図書館で偶然、向田邦子の「父の詫び状」を見かけてそういえば読んだことないなあと思い、借りてきた。とても面白かった。他の作品も見てみよう。著者は昭和4年生まれ、もちろん、当時の生活の様子をよく表しているのだけれど、それにしても精神が若い、と思う。
 借りた文庫本には沢木耕太郎の解説がついている。そのなかで「挿話と挿話のつなぎ方の大胆な飛躍」、「次々に提出される挿話には直接的な関係はない」、そして、終わりに至って「すべてが一気に統合されるのだ。」とあるのだが、そうかなあ。そんなに統合されてないと思うのだけれど。統合されていないけれど、その脈絡のなさがいいのだ。それは書かれている事実、書かれ方がすばらしいのだと思う。

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