« 春は憂いの季節 | トップページ | 罠にはめられた »

梶田隆章氏講演会:重力波

2017328kjt ノーベル物理学賞受賞者梶田隆章氏の講演会を聞いて来た。
 なかなか面白かったが、老人ばかりの聴衆だったし、あまり研究内容に踏み込めないのだろう、ちょっと物足りなかったなあ。
 これからの研究のところで重力波の話が出て来て面白かった。ブラックホールが合体するときの重力波を観測するのだそうだが、重力波による空間のゆがみを測定するのだ。そのゆがみの大きさは地球太陽間の1.5億kmが1nm(ナノメートル)(!)伸縮するのを観測するのだそうだ。それを地球上の数kmのアームを使って測定するらしいから、空間のひずみはさらにその1億分の1くらいということか。どれだけ小さなものなんだろう。
 また、ブラックホールが合体するときになんと地球が3個ほどの質量が消滅してそのエネルギー E=mc2 が重力波になるのだそうだ。質量欠損のエネルギーってすごいことだよ。調べると広島長崎の原爆での質量欠損は1gに満たないらしい。それが地球3個分!すごい。天文学的数字とはこのことだなあ。
 もうひとつ:空間のひずみの測定に使う鏡だったか、レンズだったかはサファイアガラスの何kg(!)もある巨大なものだそうだが、熱運動の影響を避けるためとんでもない低温にしているのだそうだ。


|

« 春は憂いの季節 | トップページ | 罠にはめられた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1394633/70067036

この記事へのトラックバック一覧です: 梶田隆章氏講演会:重力波:

« 春は憂いの季節 | トップページ | 罠にはめられた »