ダニのはなし ―人間との関わり―  島野 智之, 高久 元

2017620dani  人間にもダニのようなやつがいるが、この本は本当のダニのことだ。副題が「人間との関わり」とあるとおり、ダニの生物学的な面だけでなく、人との関わり、人に対するあるいは農作物に対する被害とかもよく取り上げられている。

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家族の名誉 ロバート・B・パーカー

2017713fhsr  ここ何日か、夢中になって読んだ。サニー・ランドル・シリーズなのだが、なんと谷川俊太郎が、読んでると書いているのだ。思わず読み始めたら、面白くてはまった。でも、そうねえ、この最後はちょっと納得いかないなあ。別にドンパチ相手をやっつければ良いというわけではないのだが。それから、このアメリカの銃社会にはうんざりする。小説を読んでもうんざりするんだからなあ。もう何作かこの作者の作品は読んでみようかと思っている。

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一人暮らし 谷川俊太郎

2017707htrgr これも図書館で見かけた。散文集だが、詩的だ。あっという間に読んでしまった。


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おバカさん 遠藤周作

2017707bksn 「沈黙」が映画化された紹介をTVで見て、そのうち見たいとは思うのだけれど、重いなあ。原作は昔読んで、考えさせられた。すばらしかった。日本の、というよりキリスト教そのもの、あるいは宗教(宗教について)のことをいろいろ考え込んでしまったものだ。
 図書館で「おバカさん」を借りて来て読んだ。題名は、愚直な、芯から誠実であることを理想とする気持ちの現れなのだが、まあ、そうねえ。あまり魅力的ではなかった。新聞小説でしかも朝日だったからたくさんの人に読まれたのではないか。なんていうか、漫画雑誌の漫画のようだ、と思う。


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医学ユーモア辞典 カラー版 長谷川栄一

2017706igkhm 偶然図書館で見かけたのだが、医学ユーモア辞典ってなに?中身はある程度ってことはないが、ちゃんとしている。まじめな事典だと思う。そう、辞典じゃなくて、事典だと思う。そして「ユーモア」ってつけるほどのことは全然ないのだが、いや、妙におかしい。書名はあまりよくないと思うなあ。なんていうんだろう、知らずに手に取って、読んでみて、なんじゃこりゃ、変だぞ、と思うような本だと思う。そう、明解国語辞典のようだ。そうか!だから明解医学事典とすれば良かったのに。そして、こんな時代なのだ、何人か雇って、ネットで、この本変だ明解さんの医学版が出たらしい、と噂を流したら良いんじゃないか。じわじわと売れると思う。

 偶然見たところが「寄生虫」だったのだが、至極まじめに回虫、蟯虫、サナダムシなどが表になって解説してあり、ところが、最後に、イタリアにあるというサナダムシの幼虫の料理(!!)のことが、しかも料理名「海のマカロニ」云々と出典とともに書いてある。ぎょえー!
 僕はさすがに食いたいと思わないが、虫好きの元同僚(♀、蜂の子など好物)は食べてみたいと思うのだろうか?それが興味津々なのである。今度聞いてみよう。

 その後聞いてみたら、「試食してみたい」とのこと、さすがです。(7/7追記)

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山本周五郎 ひとごろし

Syugorohitogorosi  
 前にも書いたことあるが、山本周五郎はとてもいい。「樅ノ木は残った」とか、「赤ひげ診療譚」 なんかもいいけれど、短編が良いと思う。ちょっとあざとかったり、みえみえな感じもあったりするが、根底に流れる精神が好きだ。山本周五郎って、もう忘れ去られたように今は誰にも語られないけれど、時代を超えた命があると思うけどなあ。
 ひとごろしもやり過ぎというか漫画的なのだが、とても良いと思う。コント55号とか、松田優作の主演映画にもなっているらしく、欽ちゃんが臆病侍はともかく、坂上次郎が、傲岸で一途で融通が利かないのがどこかユーモラスな感じになるこの6尺を超える大さむらいってこたあねえやなあ、と思う。 丹波哲郎は適役な気がする。松田優作が臆病侍で、上意討ちのはずなのに相手に声をかけられたとたんに
「ひとごろしーー」
と逃げまどうのはちょっと見てみたいのだが、ネットでの評判はふんぷんたるものだ。実は子どもの頃、テレビでこのどちらでもないのを見た記憶があるのだが、誰のだったか覚えていない。松田優作のは、それでもともかく自分の目で見てみたい。
 それにしても、ネットのカスタマーレビューで「ひとごろし」のことを、

「 古記録『偏耳録(へんじろく)』が原典 」

などと書いてあるのがある。どこまで善人?なんだろうか。この馬鹿話に本当に原典があるわけねーだろう、と書いてみて、まあ僕だって確認したわけじゃないけどさ。(原典と言えば→「本の未来」)
 他の短編も「壷」はあざとくて嫌いだけれど「裏の木戸はあいている」もちょっとなあと思ったりするけれど、それも含めてとても楽しめた。「暴風雨の中」「雪と泥」「鵜」「女は同じ物語」「しゅるしゅる」「地蔵」「改定御定法」


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疫病神 黒川博行

2017414ykb 仕事が忙しかったり、なかなか読み切れなかった。
 半分ヤクザとヤクザのコンビが産廃がらみで事件に、巻き込まれるんじゃないな、自分からずかずか入り込んで行く。
 まあまあ面白かったが、日本のハードボイルドはなんだか、カラッとしてない。ドロドロしてる。


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タックス・イーター

Tzx_2017404 「国民の税金を食い荒らし、富を奪い取る者は誰なのか、その不正と複雑なからくりを解明し、日本の暗部に切り込む」というのだが、、、
 税金を食い荒らす奴らが跋扈していることは明らかだし、いつも怒り狂っている。最初の方に出てくる年金の話なども他人事ではない。
 だがこの本を読んでもどうすりゃあいいのかさっぱりわからない。「その不正」というが、不正なのかどうかもわからない。多分それが合法的なもの、制度にのっとったものだからこそたちが悪いのだろう。
 国民ひとりひとりがタックスイーターでもあり、責任がある、とたしか書いてあったが、ほんとうかね?もちろん責任はあるだろう。ばか犯罪集団と言っていい自民党なんかにずっと票を入れているんだからどれだけ馬鹿国民なんだと思うが、それだって、そうマスゴミあげて洗脳して(されて)来たんだから、しょうがないだろう、という気もする。
 第3章 タックス・イーターとは何者か に具体的にあげてある1.族議員 をやめさせることすらできない 2.官僚 もやめさせることができない 3.鉄のトライアングル を崩すこともできない。
 国民の多くが原発はやめた方がいいと、思っているのに、それすらできない。
 できることは、せいぜい、絶対に自民公明には票を入れない、ツイッターで安倍でんでんを罵倒したり、この本を読んだり、ブログを書くくらいしかない。
 絶望的になる。投票率がこんなに下がっているのは国民の多くがそういう絶望感を表明しているんだと思うよ。

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間取り相談室

2017226madr いつだったか、書評を読んで面白そうだと思ったはずなのだが、ほとんど何も感じなかった。


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マイナス50℃の世界 米原万里

50yhara 子供向けの本の再販らしい。ごく軽い、薄い本だが、まあまあ面白い。写真がなかなか良い。
 ほんとに米原万里が若くして亡くなったのは残念だ。


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